行ってみたい、いや行ってやるぞ!な国
~物欲を満たす!ショッピングトリップ編~
家の中で過ごすのはそこまで苦ではない。しかし、海外を旅する番組を見ては、行きた過ぎて悶絶を繰り返しているのもまた、事実。めでたくまた海外へ安心して出かけられるときが来たら、さぁ、どこに行こう?
何回かに分けて、次なる旅先候補を妄想してみるこの企画。今回は「店の仕入れか!」と突っ込まれるくらいに買い物三昧したい国をピックアップ。
私の買いたいものとは、そう、古着とビンテージアイテム。
一時期、古着屋をやりたいなと思ったこともあったのだが、もちろん自分が気に入ったものを買い付けるのであって、それを他人の手に渡してしまうなんて無理じゃない?と、やる気がなくなった。
これはもはや、読者への情報提供というより、自分自身の旅の予習。繰り返し、脳内トリップを楽しもう。
▶ロンドンのビンテージマーケット
私の大好きな番組、NHKの「世界はほしいモノにあふれてる」で、ニットのバイヤーが足を運んでいたのが、イギリスはロンドンのビンテージマーケット。
ロンドンには古着屋も含めてビンテージショップがたくさんあるし、毎週末、いろんなところでアンティークのフリーマーケットが開かれているんだって。
なんてステキなの…!鼻血出ちゃう。最低1週間は滞在して、毎日、朝から晩までショップとマーケットめぐりしたい!!!
こちらは、その名も「ビンテージマーケット」という名の施設。40もの古着屋が軒を連ねているらしい。ひゃー!まずここで2日はつぶれるよ。
tripnote
各種フリーマーケットは、古着のみならず、インテリア、楽器、食器などの店も出店されるし、食べ物の屋台も豊富みたい。やばいな滞在1週間じゃ足りないな。
古い倉庫を使い、曜日ごとに異なるテーマで出店されている「Old Spitalfields Market」。
水曜と土曜に骨董品のマーケットが出ている「カムデン・パッセージ」。
これは…調べれば調べるほどキャッキャする情報が沸き出てくる…。危険だ…!
あ!そんな私のために、イチオシマーケットを4つに絞ってくれてる人がいる!ありがとう!
MUUSEO SQUARE
はぁ。夢が膨らみまくる…!
▶スウェーデンのアンティークショップ
先日、「北欧スウェーデンの旅手帖」という本を購入した。雑貨のバイヤーである、おさだゆかりさんという方が書いたもので、スウェーデンのオススメのアンティークショップや雑貨屋、カフェやレストラン、ちょっとした旅情報なんかも載っている。
本には、「雑貨に導かれるように北欧に足を運び、スウェーデン、デンマーク、フィンランドと3カ国を何度も訪れてきました。そんな私が一番好きなのはスウェーデンです。それは雑貨の中でもとりわけ魅力を感じるハンドクラフトとヴィンテージが、3カ国の中で最も充実しているから」。と書かれている。
ピカピカの新品ももちろんいいけど、それより私が心惹かれるのは、味のある古いモノ。そして、職人の手仕事によってつくられた、ぬくもりを感じる手作りのモノ。
北欧には、デザイン性の高いかわいい雑貨があるというのは知っていたけど、アンティークのイメージがあまりなかったから、発見だった。スウェーデン、いいじゃん!とたちまち行きたい国ランキングの上位に躍り出た。
この記事に出てくる「ア ラ カルト アンティーク」はおさださんの行きつけ。
Travel book
ストックホルムで最も大きな王立公園には、博物館や動物園、レストランや土産屋など大人も子どもも楽しめる施設が充実している。
北欧フィーカ
そこにある、雑貨屋「SKANSENBUTIKEN」もおさださん御用達。
ほかにも、「ロッピス」と呼ばれる蚤の市がいろいろなところで開催されているよう。
Travel Holic
ちょっと!この「bacchusantik」という店、見て…。食器がかわいすぎる…!!!ハァハァ…。息が苦しい…!
本の中でおさださんがオススメしているカフェも、相当ステキ。公園内にあるオープンエアーのガーデンカフェ。
ROSENDAL TRADGARD CAFE
チョコレート屋さんも、定宿も、おさださんのレコメンドにときめきが止まらない。スウェーデンに行く時は、絶対にこの本を小脇に抱えて行こうと心に決めている。
▶モロッコのスーク
モロッコは、7年前に一度行ったのだけれど、リサーチ不足で行き当たりばったりの買い物しかできなかったのが心残りで。
「世界はほしいモノにあふれてる」を見たら、年々、モロッコ雑貨はおしゃれに進化している様子。これは買い物メインでまた行きたい!と野望が生まれた。
スークとは、「市場」という意味。大小あれど、モロッコの町々にスークは存在する。なかでも大きいのが、マラケシュのスーク。
バブーシュ、かごバッグ、布製品、ラグなど、カラフルな雑貨がもりだくさん。
trionote
はぁ、かわいい。モロッコはフランスの植民地だったこともあり、イスラムのエキゾチックな雰囲気とフランスの洗練された雰囲気がいい具合にマッチしたデザインの雑貨が多い。
「世界はほしいモノにあふれてる」に登場した、バイヤー大原真樹さんのお店では、こういうものを売っている。
Fatima Morocco
モロッコのインテリアを使ったおしゃれなコーディネートが、雑誌やWEBでも特集されていたり。
Folk
モロッコ雑貨が散りばめられた、乙女心をくすぐる「リヤド」と呼ばれる宿にも泊まりたい(前回行った際は普通のホテルに泊まってしまったのだ…)。リヤドとは、アラビア語で「植物のある庭」という意味。庭のある邸宅をリノベーションしたゲストハウスがモロッコにはたくさんある。
例えばこんなところ。
タビナカマガジン
なんていうか、とにかく、映えまくりなのだ。ため息が出ちゃうかわいさ。はぁ…。
モロッコでは、砂漠でラクダに乗り、さらに砂漠のホテルにも泊まりたいという願望もあるから、そう遠くないうちに行かねばならぬ。
これらの国々で散財ができるよう、ショッピングトリップ貯金をしたいと思う。これはもうほんとに、切実にそうしよう。
そして、もし行けることになったら、買ったものを日本に送る方法も事前に調べておくべきだ。どう考えたって、スーツケースには入り切らない量になるに違いないから。